3歳の子に音の長さを覚えてもらうために思いついたのがパネルシアターを利用すること
毎週1つずつ作って覚えました
むかしむかし あるところに・・・なんて お話を作ったりしながら
ワン(犬)の絵は黒い音符で食べさせるリンゴは1個 という具合に貼っていきます
全部貼り終えたら打楽器でリズム叩きします
倍音を聴いてます
真ん中ドのキーを音を出さずに そっと下げて 1オクターブ下の音を鳴らすと
音を出さずに押さえてたドが鳴り出します
慣れると低いドを鳴らして耳を傾けると他の音が聴こえてきます
じゃあソは聴こえる? ミは?
鳴らしてない音が どんどん聴こえる事が楽しくて目がキラキラです♪
音を伸ばすと倍音構成が変化して音色が変化していきます
この音の奥行を感じて楽しんでほしい!
自分の出す音の意識をしっかり持ってイメージした音色を紡いでいって欲しいと思います
タイの練習
左手のタイで結ばれた長い音が伸びていく響きを意識するために
上半身を左手の方へ傾けてみます
音を見える化する! 伸びてる音にも意識を向ける練習です
聴いて!と言葉だけでは なかなか難しいですが、全身耳!にして全力で聴きます
しっぽさがしゲーム
だんだん音が減衰して “響きちゃん”の細いしっぽの先まで聴き取る練習
いろんな鍵盤で試してくれます
最初は あっという間に指を離して聴こえなくなったと言いますが
だんだん慎重に もう聴こえてなくない?っていうまで押さえてます
譜読みも暗譜も早いのに、鍵盤を見ないで弾きたい!という事で
ブラインドタッチの練習を紹介したら 次の週に作ってきてくださいました♪
障子用だそうです・・・さすが!表具屋さん
素晴らしいアイディアと努力!
練習する時 肩が凝るし手が痛くなるとおっしゃるので こっそり写真を撮って見せてあげました
原因はこの姿勢
こんなに曲がってる?とビックリなさってましたが、座り方やキーを見る目の事など説明しました
この姿勢のように背骨が曲がって頭の位置が下がり、脇がギュッと締まると弾きにくいし疲れます
座骨の上に背骨のS字カーブを大切にして伸ばし、その上に頭が上下左右に楽に動かせる位置にのせます
ブレーキのかからない楽なポジションを整えると身体はラクだし、音も美しく遠くまで響きます